愛でした

よろこびもいたみも

希望の道へカウントダウン始めよう

 

 

やっっっとかきおわったスクアッドのはなし。

スクアッドがおわってしまってさみしさに包まれながら、やっぱりブログはかいとかなきゃなと思って、書きたいことはたくさんあるけどでもどこからどう書けばいいかどう言葉にしたらいいか難しいな~とおもいながら少しずつ言葉にしていたらめちゃくちゃ時間がかかってしまったのと、ポップでキャッチー(笑)な内容にしたかったのにめちゃくちゃな重みになってしまった。

何日もかけてかいたから支離滅裂かもしれない。かもしれなくない。支離滅裂だ。

 

 

 

スクアッドという舞台への出演が発表されたのは、宇宙Six湾岸ライブの2日目だった。1日目の公演が終わって幸せのなかにいたら幸せな発表があって、またすぐ宇宙Sixに会える幸せも待っていて、なにこの幸せ連鎖幸せ~~!!!っておもってた。めちゃくちゃハッピー野郎だった2日間。バックとしてではなく、メインとしての次のお仕事が決まっていて(しかもタイトルにグループ名まで入れてもらってるし)、それを次の予定として公表されたその日に単独ライブで発表させてもらえるの、すごい粋だなーと思って嬉しかったのを覚えてる。

その日のライブは3公演あって、朝の1公演目のMCではじめて本人たちから発表するってなったとき、りょうちゃんとめめが桃山の宣伝、林くんが有頂天の宣伝したあと、今日はもうひとつお知らせがあって…って江田くんが言った瞬間に自然とうわぁーって拍手と歓声があがった。まだなんも言ってねえし!っていいながら案の定めちゃくちゃ嬉しそうなりょうちゃんとか、そんな顔をみていたらこっちまですごく嬉しくなってね。

あの瞬間から、わたしはもう30-DELUXさんには頭が上がらないなとおもってます。

 林くんが「声の出演」ってことに、違和感はあった。稽古期間と舞台(有頂天)本番が重なってるからって言われてたけど、ああ今年もひとりで歌舞伎でるんだろうなーって思って。歌舞伎を取るのかー…って思ったんだよねえ、正直。でもそれでも、声だけでも出演させてくれるのは、あくまでグループとして、っていうところにこだわってくれた結果だとおもえてすごく嬉しかった。

 

 

グッズが発表されたとき、それぞれのバディとの5種類のクリアファイルがあること、6色のTシャツがあること、台本でスクアッドごっこができること、ぜんぶ嬉しかったなあ。わたしは基本ちょろいおたくなので、グッズ買ってっていわれたら買うし、Tシャツ着てっていわれたら着るし、サントラ聞いてねって言われたら聞くんですよ。

 

そんなただのちょろいおたく、一つだけすごく心配だったのが30-DELUXメインキャストの5人でした。こういう舞台で俳優沼に足を踏み入れて泥沼につかることになったひとたちを身近で何人もみてきている身としては今回は本当にただただこわかった。だってただでさえちょろいおたくは自担と仲良くしてくれるひとはみんな好きだし、自ユニを褒めたり愛でたりしてくれるひとはだいたいみんな好きじゃん???

公演がはじまる前からSNSであだ名で呼んでくれてたり、一緒にお風呂とかご飯とか行ってたりするの教えてくれてて、これ以上好きな世界を増やしたくないのに好きになる予感しかなくてほんとに嬉しいけど嫌だった。お願いだからちょっともうやめてくれそんなに仲良くなって平然とわたしの人生にまで入り込んでこないでくれって思ってた。ひどい被害妄想。

好きにならないようにってサーデラさんに対してはめちゃくちゃバリア張って観にいったんですよ。でも抵抗むなしくというか実際抵抗する間もなかったというか、結果的にするっと入ってこられて白旗あげるしかなかった~~ていうか張ってたバリアが脆弱すぎる……

5人のなかの誰か、は察し察しって感じなのでアレなんですけど、たぶんわたし次の出演舞台決まったら行くんだろうなあとおもってるからもういよいよ救いようがない。顔が好きです。あと声も好きです。たぶんわたし相当好きです。(告白)

 

 

3/28、東京公演初日

今になってよくよく考えると、純粋に楽しかった!っていって終われた公演はこの回だけだったんだよなあ。

オープニングで5人だけで踊るとこでまず泣いたんですね。「外部の舞台にグループで出演する」っていうことがほんとにすごいことだよなあってめちゃくちゃ遅いけどその瞬間に実感してしまって、外部の舞台で、求められて宇宙Sixだけで踊る姿、は予想以上に嬉しかった。嬉しかったかったからこそ、あぁここに林くんもいたらよかったなって思ってた。せっかくなら6人でこのステージに立っていてほしかったなって。まあこの日の公演中はまだ、それが夢物語になるなんて思ってなかったけどね。

 

役柄は事前にそれぞれのことを知ってから考えてくれただけあってひとりひとりのいい所がちゃんと反映されてて嬉しかったです。

原ちゃんウルフは一見お調子者だけど正義感が強くて身体能力がめちゃくちゃ高い。どうしても視線を奪われてしまう動きは圧巻で。すごい舞台映えするしメタマク勝ち取っただけあるなあって思ってた。

りょうちゃんの反町は喧嘩っ早くて感情のままに動いてるようにみえるけど行動を起こすときはいつも他人のため。自分の全部投げ出すようなわたしのだいすきなりょうちゃんの殺陣だった。

江田くんビクターは冷めてるようにみえて本当は誰よりも仲間想いで優しい。前半と後半で一番キャラが変わるけど、そのギャップをちゃんと丁寧に表現していて気付いたらいちばん感情移入してた。

めめの笠松は自分のやりたい事をしっかりと分かっててその為に周りをみながら努力できる。お客さんとの掛け合いも絶妙で天才的。この舞台で一皮も二皮もむけた気がしたなあ。

こうたくんの余怒峰は不器用だけどその真っ直ぐさで周りから愛される。自分の信じる道をまっすぐに歩いてきたこうたくんそのものだなと思った。あと余談ですがわたしはこうたくんみたいなお兄ちゃんがほしかったです。

すごいいい役、なんて、こんな一言で片付けたら申し訳ないんだけど、こんなにちゃんと考えてもらって、想ってもらって頂いた役を、その想いを本人たちもきちんと理解したうえで誠心誠意、全身全霊で演じてるのが伝わってきたのが死ぬほど嬉しかった。3月の頭にわたしは割と結構呆れていて、引きずってたつもりはなかったけどずっとなんか腑に落ちない感じはあって、でもステージで役と、ストーリーと向き合う姿を観ていたら一瞬で、ほんっと宇宙ちぁはこれだからっ…!ってなったので自分でも笑ってしまったよね。

 

そしてレビューショー。もうまず和装がしんっどい。さんざん妖怪コス(コスではない)みせられた挙句和装で出てくんのほんと天才かよ……まあ単にわたしが和装厨というのもあるけどでもおたくはみんな和装すきっしょ!!?それでオンナはべらせて踊る江田くんからのバク宙決めて笑って捌けてくりょうちゃんよ…もうしんどいオブしんどい……外部だとかそういうのまったく関係なくどちゃくそわたしが知ってるえだくんとりょうちゃんだったのがクソ滾るしコレオグラファー江田も振付師山本・江田も最高かよ。ここのターンほんと2人しか見れなかったかんね…

そして、もう今後も6人でうたうことは叶わなくなってしまったけど、最初で最後の6人の宇宙Sixとしてもらったオリジナル曲、Shine。白スーツ!!まぶしい!!がんがん踊る!!!めちゃくちゃかっこいい!!!!!開演前にサントラは買ってたけどまだ歌詞カードは見ていなかったので、最初に「聞こえるかエイリアン」って聞こえた時はちょっと自分の耳を疑いました。クセがつえぇ…!そんでここでまた、あぁここに林くんもいたらなとおもった。

Shineは歌詞からしてとにかく「6」っていう数字を推してくれていて、しかも「聞こえるかエイリアン」なんて入れられてしまったらもうこれ宇宙Sixしかうたえないやつ~~ってなった。ていうか「暫定」はどこいったのかしんないけど、とりあえずエイリアンめちゃくちゃ聞こえてんよ!!!!!

 

初日の公演観終わった直後はもう、最高かよ…最高じゃん…最高だった…しか言葉が出てこなくなっていた。現場からお伝えできるのがほんとにそれしかなかった。あそこのシーンがどうだとかあそこのセリフがどうとかそういうんじゃない。ぜんぶひっくるめてただただ最高かよ!!!って。わたしの語彙はほんっとにいつだって死んでいる。

 

初日に午後半休を取ってしまったのと、年度末の月末の週末というクソ忙しい土曜日に休みをとってしまったおかげで3/29と3/30は夜公演間に合う時間に仕事が終わるわけもなかったけど、このわたしが行けない2日間のうちに8公演中の半分の4公演が消費されてしまうのがほんと解せないなとおもっていた。わたしの会社はいい加減爆発してくれよばかやろう。

 

 

そして3/31、わたしの世界が揺れた

事の発端を知ったのはツイッターだった。12時のわたしはまだ初台に向かう電車のなかにいて、なんとなくツイッターをひらいたのがたぶんタイミングよく12時すぎだったんだとおもう。なんの説明にもなっていない言葉がいくつか並び始めていて、まだ全然決定的なことはわからなかったのに、急になんかすごい恐怖感に襲われてなぜか宇宙に6Chu~をひらいていた。ひらいたタイミングで初台で待ち合わせていた友人からLINEがきた。

ちょっとなに言ってるのかな???って、LINEみても、林くんのページ読んでも、ツイッターひらいてみても、言ってる意味がよくわからなかった。ちょっと林くんエイプリルフールなら1日間違っちゃってるよ~~なんて笑い飛ばせないくらいには心当たりはあったし、なによりこんなつまらないウソつくようなひとじゃないことくらいわたしはとっくに知っていた。でもなんで今なんだろうって。どういう事なんだろうこれはって。なんでこのタイミングでこんなの読まされてんだわたしは??って。

初台について、わたしたち同様、まわりからもほとんどその話しか聞こえてこないような気がした。わけはわかんないのにこわくて。始まってしまったら、5人の姿を見てしまったら、決定的な言葉を聞くことになってしまったら、ぜんぶがこわかった。はじまらなければ、なにも聞かなければ、なかったことになるんじゃないかなんて、くだらないことを考えたりしていて。

 

おおなりくんとゆうきくんの前説は当たり前だけどその日もいつも通りで。いま考えるとたぶんこの回はすごいやりづらかったろうなと思うからほんと感謝申し上げる…2人のいつも通りの前説のおかげでわたしは割と落ち着けたんだとおもう。

OPで早速泣きそうになったのはもう目ぇガッとかっ開いて堪えた。今日この公演でここで泣くのはさすがにだめだと思ってめちゃくちゃ堪えた。いやまあ堪えきれなかったんだけどね~わたしの涙腺はいつだって戦闘能力低めでお送りしているので堪えるとかいう機能がきっとそもそもついていない。

まあでもそのあとは割と冷静に観れていたし、ステージ側もだいたいいつもと同じ温度で進んでいるように見えていて、見えていたんだけど、レビューショーはじまってりょうちゃんの顔みたらもう、ぜんっぜんいつもと同じ、なんて空気ではまったくなくて。おっまえそんな顔で…!!って、こっちが一瞬うっかり笑っちゃいそうになるくらい泣きたくなる顔をしていた。泣きたくなるっていうかまあ普通に泣いたんだけど。

そんなりょうちゃんの顔をみて、あぁ、ほんとなんだなってやっとおもった。もう、林くんはこんな顔してるりょうちゃんの手をつないでくれることはないんだって、そこでやっとあの林くんの言葉が意味を持ってわたしのなかに入ってきた。

そして、こうたくんの挨拶があった。あの場の空気感で、ああ言うんだなってわかって、くるしくてくるしくてくるしくて仕方がなかった。拭っても拭っても涙は止まらなくて、視界はぼやけているのに、こうたくんが挨拶してるときのりょうちゃんと江田くんの表情だけはなぜだか鮮明にみえていた気がする。ふたりのあの瞬間の表情を、わたしはこれから先、一生忘れることはない。

いやちょ待てよ、誰が死んだんだよっておもうほど、葬式場と化した会場内でそれでも言葉を続けなければいけなかった清水さんにも、直後に挨拶ふられて、このあと俺っすか…っていいながら喋ってくれたおおなりくんにも、ほんっとに、言葉にならないくらい感謝してます。(そんなおおなりくんに宇宙ちぁたち大丈夫大丈夫!ってフォロー入れてたけど誰のせいだよってはなしだったw)そしてまったく関係ない他のキャストさんと宇宙以外のキャストのファンの方々にめちゃくちゃ申し訳なかった。

 

昼公演がおわって、顔ぐっしゃぐしゃの女たちが固まってひとしきり泣いたあと、とりあえずご飯食べに行こうってお店入ったのに、いや林のせいで食欲も湧かねえわ!!つってみんなで笑った。散々林くんのことばーかばーかって言って、それくらいしか気持ちを抑える術もなくて。なんかもう泣きすぎておかしくなってて、このあともう1公演あるとかうそっしょ!??もうさっきの公演千秋楽だったっしょ!??みたいに話しながら会場向かったらすでに開演してたからやっぱ夜公演あるじゃーんってなってまた笑った。みんながみんな情緒が不安定だった。

夜公演は泣かないようにって思ってたけど、まあ無理だろうなとも思ってたら、案の定最初から最後まで泣いてて。この公演で聞く反町りょうちゃんの「お前、抜けるって言うんじゃねえだろうな!」ほど刺さるものはなかったなとおもう。

2公演終わって、ほんっとただただ疲弊していた。考えても考えてもわからないことが多すぎて、泣いたって仕方がないのにずっと涙は枯れなくて、なによりも、素直にひとつのストーリーとしてスクアッドという作品を観ることができなかったのがかなしくて、それもこれも全部、だいすきな林くんのせいなのがつらかった。

 

 

4/1、東京公演千秋楽

食欲も湧かなければ眠りにもつけなくてアイドルってすげえなとおもった夜明け。べつに林くんが目の前からいなくなったわけでもなんでもなくてただ、江田くんとりょうちゃんの隣からいなくなるって言われただけでわたしはこんなに動揺して、そしてそのことがこんなに悲しいものなんだなと他人事のようにおもってそれはなんか少しおもしろいなとも思った。

でも、とりあえず1回ぜんぶ忘れようっておもったんだよね。わたしは大阪公演に行く予定はこの時点ではなくて、勝手に宇宙Sixを抜けていく林くんのことでスクアッドが悲しい思い出のまま終わってしまうのは嫌だった。もちろん忘れられるわけはないんだけど、林くんのことなんか感じさせないくらい役に徹してステージに立ってくれているのは伝わってきていたから、それを受け取ってあげられないのは絶対嫌だった。

 

初日の幕があいたのはたった4日前だったのに、4日前と比べてもどんどんお芝居だったり発声だったりが良くなっていっている5人の姿は単純に嬉しかったし、他のキャストさんたちともどんどん仲良くなっていっているような気がしてみてて本当に楽しかった。

たったの8公演。ここで終わっちゃうのもったいないなっておもって、もっとたくさんの人に観てもらいたいステージだったなっておもって、満足度半端なくてね。ここに呼んでもらえてよかったなって心から思った。

グループとして外部の舞台に出演できたこと。

ほとんど当て書きで役を頂けたこと。

それぞれの見せ場をつくってもらえたこと。

バディを組ませてもらったこと。

演出・振付をさせてもらったこと。

オリジナル曲をプレゼントしてもらったこと。

宇宙Sixにとっては、どれもこれも大切なことだったなとおもう。慣れない環境のなかで、経験したことのない動きをして、学んで、教えて、どれもこれも、ちゃんとひとつずつ自分たちのものにしていた。あぁこの人たちかっこいいなって、これだから離れらんないんだよなって、なんかそんなことをずっと考えていた東京千秋楽だった。

 

そして最後のカーテンコール。それぞれが挨拶をさせてもらったけど、宇宙Sixのときだけ清水さんがひとりひとりの紹介文をつけてくれた。語られるエピソードとかひとつひとつの言葉に清水さんの思いがたくさん詰まっていて、これ聞けただけでわたしもう思い残すことはないです~~ってボロッボロ泣いた。

ワークショップから考えたら、たぶんスクアッドは本公演の半年以上前から始動していて、ここに来るまでの間、いろんなことを教えてくれて、いろんなことを思ってくれて、いろんなことを応援してくれていたんだなっておもったら、なんかもう清水さんは完全に宇宙Sixのパパだった。(?)

 

清水さんもそうだったけど、武藤さんも岡田さんも我さんも、宇宙Sixのことをすごく大事におもってくれていた。わたし、宇宙Sixはわたしたちのひと、だとおもっていて、こっちから、宇宙Sixのことをお願いしますって頭を下げたりとか、そういうのはわたしたちの役目、っていうのかな、そんなふうにおもっていたところがあったんですよ。だからその役目、を、事務所もちがう、今回のお仕事がおわったら次一緒になにかできる確約もなにもない人たちが担ってくれるとはおもっていなくて、正直面食らった。

うーんなんだろう、わたし、They武道って万人受けするグループではないってずっとおもってたんですよね。バックにつかせてくれてる先輩とか、同じステージに立つ仲間だったりとかからはそこそこの信頼はあるし、実績も経験もある。だけどそこから先にはなかなか進んでいけなくて、そのイメージがたぶん、宇宙Sixになってからも割とつよくあったのと、あとは単純に、外からの評価、に慣れていなかった。この子たちいいよって、頑張ってるよって、外の世界からそう言ってくれるひとはThey武道のときにはそんなにいなかったようにおもう。まあそれはそう言ってくれるような人たちと出会えるようなお仕事がなかったっていうのが大前提としてあるけど。

だから宇宙Sixになって、そういう人たちと出逢えて、そういう人たちとお仕事ができて、ひとつの作品のためにこんなに時間をかけてもらえるっていうことがまず嬉しかったし、こんなに愛してもらえるものなんだなとおもった。なんの得にもならないのに、自分たちのことをおもってくれていて、自分たちのために頭を下げてくれる大人がいることは、きっと宇宙Sixにとっても嬉しいことだったんじゃないかなとおもう。ほんとに感謝してもしきれない。

 

東京ラスト3公演は、わたしにとってはぜんぶ千秋楽みたいな気持ちで臨んだ公演で、ずっと苦しさとか寂しさが付きまとっていたけど、それでもおわった瞬間は嬉しい気持ちがいちばん大きかったようにおもう。宇宙Sixのメンバーそれぞれの成長がみえたこと、大人キャストのみなさんのおもいを感じられたこと、サーデラ若手キャストと手を取り合えていたこと、わたしにとってはどれもすごく大事なことで、このステージに立つ5人を観れたことはすごく大切な時間だった。

1分1秒も忘れたくないのに、どうしてわたしの目線でみた光景をBlu-rayで残しておけないんだろうって、何度も何度もおもう。いやもうほんと、ほんっと、金ならいくらでも出すのでなんとか映像化してくれないか…

 

 

 

4/5、大阪公演初日

初日、ということよりも、林くんの一件以降、はじめての6Chu~更新日、ということに対してすごく緊張していた。触れないことはないだろうなとはおもっていたけど、あんなに素直にかいてくれるともおもっていなくて、あんな写真を載せてくれるともおもっていなくて、胸が張り裂けそうだった。なんでめめにこんなこと言わせてるんだろうって、ごめんなんて言わせたくなかったなとおもっていた。

めめの言葉のなかには、めめの優しさがこれでもかってくらいに溢れていて、それが余計苦しかった。真っ先に言葉にしないといけない立場に立たせてごめんね。たくさん、いろんなことを背負わせてごめん。めめの言葉に救われたし、たくさん助けられた。あたたかい言葉をありがとう。最初の更新がめめで本当によかったなとおもいました。

 

この日のめめの更新を読んで、あぁわたし、ここでじっとしていられないなとおもった。幸いスクアッドには当日券という制度があって、さらに大阪公演は枚数も多めに用意してくれているらしいと聞いた…行かない理由がないじゃん。土曜の仕事の予定をむりやり金曜に詰め込んで、めちゃくちゃ嫌な顔をされながら土曜の休みを取ったときのわたし、すごいどや顔だったとおもう。

 

 

4/7、大阪公演

わたしのこれまでのおたく人生を何度振り返っても、当日券というものに縁があったためしがないので、正直、不安だった。これまで何度も通っている大阪だけど、さすがに手持ちのチケットを1枚ももたないまま行ったことはなかった気がする、たぶん。そんなんだからどんなに朝早くてもお昼公演の抽選に間に合いたくて、気づいたらほぼ始発の電車に乗っていた。電車に揺られながらわたしめちゃくちゃ重いなっておもってちょっと引いてた。自分で。

大阪着いて、会場行って、当日券列に並んで、「立見でしたら当選しております~」って言われた瞬間、一気に脳が覚醒されたのがおもしろかった。えっ??つって。当選したことが嬉しいってよりも、まじか当たっちゃったよ…っていうほうが強くて、もう完全に外れるつもりでいたからあれ???ってなってた。

 

この日のお昼公演のOP、江田くんが、すべったのか躓いたのか、斧を落として一瞬しゃがみこんだ瞬間があった。そのとき、サーデラチームはみんなその音の方向を気にして反応して、宇宙チームは誰ひとり気にする素振りを見せなかった。どっちがいい、とかじゃなくて、たぶんこれは、どっちも正しい。それは、これまで身を置いてきた環境がちがうだけの話なんだけど、やっぱりわたしは宇宙チームの反応の無さを当然と見てしまうから、そうではないんだと気付いてすこし嬉しかった。ひとつひとつの物事に対するリアクションが異なる人たちとおなじステージに立てる機会ってジャニーズにいたらきっとそう多くはなくて、正解はひとつじゃないって、本人たちも気付いてくれていたらもっと嬉しい。

 

夜公演も、さすがに当たらないだろうと思いながら当日券列に並んで、返ってきた言葉は「立見でしたら当選しております~」だった。スパワールドに行くつもりでその気になっていたので、ここでもあれ???ってなってた。

どの舞台でもだいたいそうなんだけど、わたしは前楽公演っていう枠がすごく好きで、これが終わったらラスト1回!!っていう独特の空気感に包まれていてそれでいてめちゃくちゃ自由な雰囲気の公演がすごく好きなんですけど、この日の夜公演もこれまでとは少し違った空気感というか、すごく心地よい温度でステージがまわっていたのでああ観れてよかったなとおもった。

ただ終演後、数年前だったらぜんっぜん平気だった昼夜連続立見席での観劇、の後遺症が思いのほかつらかったのと、その日の大阪はびっくりするほど寒かったのがめちゃくちゃ応えてとにかくさっさと布団に入りたい気持ちが勝ってしまって、結局スパワールドには行けなかった。残念。

 

 

4/8、大千秋楽

前日うっかり2公演入れてしまった時点で、もう運を使い果たしたよなあとおもっていて、帰ろうか残ろうか迷った挙句(っていうほど迷ってはいないけど)、でもせっかく大阪まできたし!!っていうのと、やっぱり1人でも多く並んだっていう、数字を残したいというじゃにおたあるあるみたいなものが発動されて最後の当日券抽選列に並ぶことにした。2度あることは3度あるっていうし~っていうポジティブさはほとんどなく、とりあえず当日券抽選を見届けて帰るつもりでいて。前日に2回、「立見でしたら当選しております~」って当選をお知らせしてくれた係りの人は最終日も同じひとが担当していて、きのうは2回もありがとうな…と心の中でおもいながら言葉を待ったら、「当日券で当選しております~」って当日券購入列に促されてはて?????ってかんじだった。

いやだってさ~~そんなわけないっしょ!??っておもって。もともと3回チャレンジして1公演でも入れたらいいなっておもって行った大阪だったし、わたしクリエの当日券だっていままで何度番号呼ばれるだけ呼ばれて入れないという、番号呼ばれないよりもみじめな目にあってきたか…っていうようなおたくなのに!!!3回チャレンジして3回当選するってこの先3年分くらいの運つかっちゃったみたいな気持ちにもなるわ!!!!

 

東京公演で初日に買っていたスクアッドTシャツをわたしは大阪には1枚も持って行っていなくて。前楽公演で散々Tシャツ買え着ろアピールしてくるりょうちゃんに、明日入れたら買ってあげるけどね~~とおもってはいたけど、本当に買うことになるとはおもってなかった~~~買って着て入ったのたのしかったからいいけどね!

 

これで見納めなんだなとおもいながら観ていたら、めちゃくちゃ楽しくてめちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃかっこいいのに、終わってしまうのがさみしくていやでいやでいやで仕方なかった。それぞれが自由に演じさせてもらっていて、回数重ねるごとにどんどんよくなっていくことばっかりだったから、もっともっとやらせてあげたいなとおもっていた。あと!寺西くんは大阪まで観に来てくれてほんとありがとうな!!!しかも(めめのせいで)客席からも盛り上げてくれて!!宇宙のおたく以外のお客さんからしたらいや誰だよ!!てはなしだろうけどジャニーズJr.無所代表(みたいなとこある)(褒めてる)寺西拓人くんです!!!!

 

最後のレビューショー。そしてもう今後みることができるのかどうかすらもよくわからない(とおもってたけどダンスクでライブでやりたいって言ってくれてた〜)Shine!ラストShine!!!最初出てきたときのシルエットとかVictoryで上がっていくVサインとかアイコンするえだりょの尊さとかほんっとぜんぶだいすきだったなーーー!!!!! 

 

カーテンコールの最後の挨拶は東京同様、宇宙Sixのときだけ紹介文をつけてくれた清水さん。ほんと愛が深い。清水さんが言うには、数年前(They武道時代)にこういうグループがあるよって紹介してもらってそれからクリエ観に来てくれたりしてたらしく。ほんとのところがどうかは知らないので憶測でしかないし、独り言のつもりで言うけど、清水さんのはなし聞いてたりとかしてると、「グループとして」とか、「6人で」というところにこだわってくれたのはうちの事務所側じゃなくて企画サイドだったんじゃないかなとおもいました。

そしてクリエに来てくれてたって聞いてやっと、なるほどエイリアン…!って納得したんですよね。ちょっと調べただけではさすがに歌詞にエイリアンって入れようとはならないんじゃないかっておもってて、メンバーに聞いたのかな?ともおもってたけど、そういうことかー!って。Shineの歌詞はたぶん、まあ清水さんも、デビュー、みたいなところも視野に入れながら、みたいなこと言ってくれてたから、ほぼほぼ確実に、これからも6人で歌っていってほしいっていう想定で書いてくれていて、そういう意味では、6人でうたってるところ見せてあげられなくて申し訳なかったな…っていう思いはある。

林くんがいなくなること、を企画サイドがいつ知ったのかはしらないけど、6人での出演にこだわってくれたことも、6人で歌う想定で曲を作ってくれたことも、ほんとにほんとに嬉しかったし感謝してるから、それがスクアッドに関わってくれた方々に伝わっているといいなとおもいます。

 

あとこれは余談なんですけど、すぐ母性ふりかざすのじゃにおたの標準装備みたいなとこあるから、かげきくんがカテコの挨拶で泣いてしゃべれなくなったときも客席一瞬で母性の鬼と化したのに、えだくんが大丈夫?隣にいようか?ってかげきくんの背中トントンしはじめたとき秒でオンナに戻ったのほんとわらうよね、瞬時に会場の空気がぎゃんっ!!!ってなったよね!(語彙)

 

そして最後の最後に米山さんも入れてキャスト全員でうたってくれたShooting starがまじでめっちゃくちゃよかった!!!!!みんなバディで同じ色のTシャツ着てるのもよかったし、なによりじたんとサーデラの推しが肩組んでひとつのマイクでうたってるのほんっと尊いの最上級…幸せしかなかったなあ……

5人と5人の関係性がすごく好きだったので、宇宙Sixと30-DELUX、これからもずっっっと仲良くしてくれたら嬉しいです!!!あれだよ、年4くらいでいいからさ、定期的にスクアッド会とかやったらいいよ!!!なんならお金は出すよわたしが!!!!!(強火)

 

 

 

30-DELUXさんにはね、本当に感謝しかないんですよね。まず、この企画を立ち上げてくれたこと。ジャニーズJr.のひとつのユニットごと長期間面倒をみることって、たぶんきっと、そう簡単なことではないはずで。いろんな制約もあるだろうし、煩わしいことも多いんじゃないかなとおもう。それでも、宇宙Sixと一緒にやりたいとおもってくれた。

宇宙Sixは世間的にはまだまだ知名度も高くないし、個々ではそれなりの経験はあってもグループ自体は若いから、正直グループとしてどこまでできるのか、って未知数だったとおもうんですよ。それに加えて公演期間中に舞台とはまったく関係のないグループにとっての転機みたいなものがあって、いろんな気をつかわせて、いろんな配慮をさせてしまったなとおもう。

清水さんはじめ、キャスト、スタッフ、関係者のみなさんがほんとにあたたかく見守ってくれていたから、宇宙Sixもわたしたちも、あの日を乗り越えることができたなとおもいます。

舞台が終わってからも、メディアに出るってなったらすごく気にかけてくれて盛り上げてくれて、もうほんとに、30-DELUXさんだいだいだいすきです!!!!!長い間、宇宙Sixがお世話になりました。ありがとうございました。また同じステージに立っている姿が観れることを心待ちにしています!!

 

 

泣いたり笑ったり怒ったり、いろんなことがあったスクアッド、たくさんのものを得た、すごく幸せなステージでした。

このステージを通して学んだこととか掴んだものが、これから宇宙Sixが活動していくうえで大事な支えになりますように。5人で進む希望の道へ、この作品が、その道を照らすひとつになりますように。